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【開催中】ホームレスワールドカップ4つのルール

2012年10月9日 10:28 PM あそぶ--でかける

※第10回ホームレスワールドカップメキシコ大会が10月6日〜10月14日まで行われます。
昨年パリ大会時の記事をご紹介します。

 

〈試合を間近に練習に励む選手たち〉

 

ついに8月21日から28日にホームレスワールドカップ(HWC)がフランス・パリで開催される。今年のパリ大会には日本からも「野武士JAPAN」と称して選考大会を経た代表選手8名が参加する。まずこちらの1分間の映像を。

 

 

どうですか?サッカーに上手いも下手も、プロもホームレスもないんです。とにかく楽しく、わくわくと。今年のパリ大会では初のネット中継も予定されており日本からも応援できます。そこで普通のサッカーとは少し趣向の異なるホームレスWCの楽しみ方をご紹介したいと思います。

 

ルール1 全ては“引退”のために

 

野武士JAPANは全員がホームレス生活の経験者。半数は雑誌「BIGISSUE」の路上販売などにより収入を得ているが、安定的な職を求めている。しかし上手くコミュニケーションをとれない、自己表現が上手くできない、健康状態が芳しくないといった理由で就職が難しい人もいます。野武士JAPANの一つの目標は、サッカーを通してそうした苦手を克服し、自信をつけてホームレス生活から脱することにあるのです。彼らのパス一つ一つに実はそうした想いがこもっているのだ。

 

ルール2 とってもハードな7分間

 

ホームレスのサッカーなんて・・・となめてはいけない。試合が行われるコートは22m×16mの小さなフットサルコートくらいの大きさ。この狭い空間で4人vs4人、7分ハーフをほぼ止まることなく動き続ける。というのも、コートは全て壁で囲まれており基本的にはコートからボールが出ることはない。しかもハーフタイムは1分間だけ。日本代表の中には40歳を超える選手もおり非常にハードなスポーツなのだ。他にもシュートはペナルティエリア外からなど 独自ルールがたくさんある。

 

ルール3 目指せ本家WCへの下克上

 

今年のパリ大会には過去最多の64カ国が参加します。しかし本家ワールドカップの強豪国だからといってホームレスワールドカップでも強い、というわけではないんです。例えば2008年のメルボルン大会で優勝したのはアフガニスタンですし、本家WCでは予選通過もできないリベリアが2007年コペンハーゲン大会で見事銅メダルを獲得しています。いつものサッカーではありえない試合結果がサッカーファンにはたまらないのでは!?

 

ルール4 日本復興のために

今年の参加は2009年ミラノ大会以来2年ぶり。実はもともと参加を見合わせる予定だったのですが、ホームレスワールドカップ本部からの「今、震災があったからこそ」という強い要請により参加することになったのです。前大会では未勝利のまま終わってしまった野武士JAPAN。今大会では一勝が日本に大きな勇気を与えてくれるはずだと信じています。

 

いかがですか?魅力いっぱいのホームレス・ワールドカップに向けて野武士JAPANは合宿や企業との練習試合を重ね日々上達しています。もっと詳しく知りたいという方は 野武士JAPAN公式HPブログを見てみてください。では最後に2009年ミラノ大会決勝戦のダイジェスト映像をどうぞ。今年の夏はホームレスWCがアツい!(オルタナS副編集長 大下ショヘル)

※昨年の試合結果・試合のレポートはこちら→ホームレスワールドカップ2011、野武士が一つにまとまった夏

 

オフィシャルHP(英語) http://www.homelessworldcup.org/

野武士ジャパン http://www.nobushijapan.org/

BIGISSUE基金 http://www.bigissue.or.jp/index.html

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