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中田英寿氏、スペシャルオリンピックス大使に

2014年11月3日 6:10 PM まなぶ--グローバル

知的障がい者向けのスポーツ大会を企画している公益財団法人スペシャルオリンピックス日本(東京・港)は10月31日、同団体の設立20周年パーティーを開いた。同日、グローバルアンバサダーに就任した中田英寿氏も登壇。中田氏は、「スポーツは素晴しいコミュニケーションツール。サッカー選手としての経験を生かしていきたい」と、スペシャルオリンピックスの認知度向上に向けて意気込みを語った。(オルタナS副編集長=池田 真隆)

スペシャルオリンピックスの認知度向上に向け挨拶した中田氏=10月31日、パークハイアット東京で

スペシャルオリンピックスの認知度向上に向け挨拶した中田氏=10月31日、パークハイアット東京で

同式典に出席した中田氏は、「2010年に開催した南アフリカW杯まで、スペシャルオリンピックスは名前しか知らなかった」と告白。それでも、スペシャルオリンピックス国際本部会長のティモシー・シュライバー氏らと出会い、「スポーツは最良のコミュニケーションツールになる」と改めて思ったという。

さらに、「僕はやっぱり、サッカー選手としての経験を生かしていけたらと思う。自分自身が楽しい経験をしていると思えるのが大事。そんな人を、より多くしたい」と続けた。

当日には、団体設立20周年を祝いに、ティモシー・シュライバー氏も駆けつけた。同氏は、「障がいが原因で、いじめや差別にあっている方々が多くいます。それでも、スポーツを通せば、みなさんの心を開くことが可能です」と挨拶した。

スペシャルオリンピックス日本アスリートの小原愛美氏から、レッドボールを受け取る中田氏。レッドボールは、知的障がいのある人とない人が、一緒にチームメイトとして楽しむ「ユニファイドスポーツ」の象徴

スペシャルオリンピックス日本アスリートの小原愛美氏から、レッドボールを受け取る中田氏。レッドボールは、知的障がいのある人とない人が、一緒にチームメイトとして楽しむ「ユニファイドスポーツ」の象徴

スペシャルオリンピックスとは、知的障がいのある人たちに年間を通じて様々なスポーツトレーニングと競技会を提供している国際的なスポーツ組織。世界170カ国440万人のアスリートが活動に参加し、オリンピック形式の夏季冬季32競技を実施している。

「スペシャルオリンピックス」の名称が複数形なのは、大会に限らず、日常的なスポーツトレーニングから世界大会まで、様々な活動が幅広く行われていることを意味する。

スペシャルオリンピックス日本は国内のスペシャルオリンピックス活動を推進する組織として、1994年11月27日に設立された。7,485人のアスリートが活動に参加し、13,637人のボランティアが活動をサポートしている。11月1日から3日にかけて、福岡でスペシャルオリンピックス日本夏季大会が行われた。2015年夏、ロサンゼルスでスペシャルオリンピックス世界大会が開かれる。

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