まなぶ

地域の魅力伝えるには――全国わがまちCMコンテスト優勝者

2016年1月4日 10:05 AM IT×ソーシャル--まなぶ

地域の魅力を動画で伝える全国わがまちCMコンテストで2年連続最優秀賞を獲得したAone Media Lab(AML)。今回は、相模原市・青根地区のCMを制作した。CMを制作した中山亮太さん(デジタル・ハリウッド大学4年)に、地域の魅力を伝えるポイントを寄稿してもらった。

私が活動地域相模原市・青根地区のCM制作を決め、最初に行ったのが「青根」にしかない魅力・資源とは何なのかを明らかにする事だった。すぐ出てきたのが自然や水源の湧き水である。しかし、これらを軸に据え企画に入るのだがしっくりこない。それでも粘り強く企画段階での試行錯誤を重ねる事で非常に重要な気付きを得ることができた。(寄稿=中山 亮太・デジタル・ハリウッド大学4年)

全国わがまちCMコンテスト2015で最優秀賞に輝いた「あおねDE会おうね2015」

全国わがまちCMコンテスト2015で最優秀賞に輝いた「あおねDE会おうね2015」

■「見たまま感じたまま」届ける

それは私が感じた良い青根のイメージをCMでストレートに伝えようとしたところで世の人の心を打つことは相当難しいということであった。

例を挙げて説明すると「青根の湧き水は美味しい」をCMで伝えようとする。このフレーズを一度見ればほとんどの人は理解できるが、理解だけで記憶には残らないだろう。

それもそのはず「美味しい水」など同様の謳い文句は市販のミネラルウォーターの宣伝で嫌というほど日常的に見聞きしている。そこに割って入り印象付けるための絶対優位性を今は持てない。同様に自然をテーマにしても絶対値を示せなかった。要するにイメージをそのまま言葉にしてもその意味・価値を裏付けるだけの具体的な根拠、客観性は無いのである。

その私の中でこんな問いが生まれていた。「私が青根に魅了されたのはガイドブックで紹介されそうなスポットがあったからなのか?」答えは簡単だった。人、青根の人とこれまで作ってきた関係・活動があるから足繁く通っているのではないかと。それと同じ頃、以前青根で誰かが言ったダジャレ『青根で会おうね』が頭をよぎった。

これらのヒントから出来上がったのが青根の魅力ある住民たちが「青根で会おうね」の一言だけをカメラに向かって呼びかけるCM『あおねDE会おうね』である。制作で心がけたのは一点のみ、CMの登場人物に会いに行きたくなるかどうか。そしてその強い思いをのせたCMは着実に人の心を揺さぶり、全国わがまちCMコンテストでは2014・2015年の2年連続で最優秀賞を受賞する栄誉を頂くまでになった。

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