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アプリで観光マップ、住民主導のまちづくりを後押し 

2016年11月14日 2:59 PM IT×ソーシャル--まなぶ

B-Prost(東京・港)は11月上旬、住民主導のまちづくりを後押しするアプリ「DIG UP!NIPPON」と「WONDER!NIPPON」をリリースした。同アプリを組み合わせて使えば、観光スポット情報を発信でき、検索もできる。まちづくりへ、住民の声を可視化する。(寄稿・平原 礼奈 撮影・山田 憲史)

日本各地の知られざる地域をマップ化する

日本各地の知られざる地域をマップ化する

同社の魚住憲治代表は、かつてインバウンド対策に携わった中で、ある課題を発見したという。「行政や多くの自治体ではすでに色々な観光アプリが開発されていましたが、そこで紹介されているのはメジャーなスポットばかり。掲載料がかかるため、小さなお店や施設の情報はほぼ掲載されていなかったのです」。

B-Prost の本業は、損害保険のシステム会社。自身も保険のシステム開発一筋30年という魚住氏

B-Prost の本業は、損害保険のシステム会社。自身も保険のシステム開発一筋30年という魚住氏

「人の営みがあるところには必ず観光資源がある」。そう考えた魚住氏は、地域に暮らす人が自由に情報を発信でき、誇りと自信を持てるまちづくりに貢献していくために「DIG UP!NIPPON」を開発。周辺施設や自然環境、グルメ、教育、バリアフリーなど、地元住民こそが知るあらゆる知恵を、観光情報として発信できるしくみだ。

公開された情報は、もう一つのアプリ「WONDER!NIPPON」から、検索・閲覧が可能。多言語翻訳やビーコンを活用した地域のお役立ち情報、災害時のオフライン避難所誘導など、様々な便利機能も搭載されている。

「WONDER!NIPPON」で、遠いふるさとの地域情報を検索することもできる

「WONDER!NIPPON」で、遠いふるさとの地域情報を検索することもできる

観光予算が少ない自治体でも活用できるよう、初期導入費・運用費は無料とした(※コンテンツの制作・運用は含まず)。現在、島根県や佐賀県での導入が進められ、コンテンツ制作を地域のNPOが担うなど、アプリを核とした多様なつながりが育まれている。

魚住氏は「このアプリをたくさんの方に使っていただけた先に、地域の特産品が買えるマーケット機能やインバウンドの送客支援、地域内に限定したeコマースの構築などにも取り組み、地域力を高めて日本を元気にする一助となりたい」と話す。地域活性化を目指す同アプリで、自分のまちと日本各地のまだ見ぬ魅力に触れてみてはいかがだろう。

DIG UP!NIPPON
WONDER!NIPPON
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