まなぶ

大阪のウェブ制作会社がNPOサイトを無償で改善

2017年1月24日 12:20 PM IT×ソーシャル--まなぶ

ウェブ制作・運用サービスのリタワークス(大阪市中央区)は、ホームページ(HP)に課題を抱えるNPO・NGO、ソーシャルビジネスに取り組む法人・団体向けに、HP制作と3カ月間の運用を無償で行う「SOCIALSHIP プログラム」を募集した。6件の応募の中から「NPO法人Japan Hair Donation&Charity」と「NPO法人関西NGO協議会ワン・ワールド・フェスティバルfor Youth 高校生のための国際交流・国際協力EXPO」の2団体に決定した。デザイン性や更新性の高いHP製作と運用ノウハウを、社会的課題の解決を進める団体の支援に生かし、企業理念「利他の心とITで幸せに」の実現をめざす。(オルタナS関西支局長=神崎 英徳)

Japan Hair Donation CharityのHP。複雑なヘアドネーションの仕組みがユーザーに届きづらく、毎日問い合わせ対応に半日もの時間をとられている点などを改善予定

「Japan Hair Donation&Charity」は「ヘアドネーション」によって100%寄付された髪の毛で作ったフルオーダーメイドの医療用ウィッグを、頭髪の悩みを持つ18歳以下の子どもたちに無償でプレゼントしている日本で唯一の特定非営利活動法人。

現在のHPは無料のビルダーを使っており、複雑なヘアドネーションの仕組みがユーザーに届きづらく、毎日問い合わせ対応に半日もの時間をとられることや、賛同者が最も知りたい情報である提供・活動報告のページが重く、開きづらい現状にある。

リタワークスが、コンテンツの充実化とシステム化を行い、窓口をしっかりと固めることで待機している108名ものウィッグ希望者への対応力を高めることができる。

一方、ワン・ワールド・フェスティバルは1993年から毎年開催している西日本最大の国際協力・交流の祭りで、2014年から高校生にターゲットを絞ったワン・ワールド for Youth も開かれている。

現在ブログ形式のホームページを利用し、イベント概要が伝わりづらい状況にあることから、出展希望の高校生や、参加希望者、また協賛募集の案内を対象別にホームページ上に窓口を設置するなどで刷新する。

ウェブサイトを未来を担う高校生・NGO・企業など、世代やセクターを越えた出会いをつなげていく場にする考え。

リタワークスは「NPOは企業に比べてHPへの理解やノウハウが少なく、うまく活用できていないことを改めて実感した」とし、今後も「SOCIALSHIPプログラム」を継続する計画。

HPの制作助成プログラム「SOCIALSHIP」はこちら 

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