はたらく

「グランプリ無し」のソーシャルビジネスコンテストから学ぶ

2015年9月1日 10:10 AM はたらく--挑戦者たち

■「トップクラスのビジネスマンがやるのがソーシャルビジネス」

同大会で初めて審査員を務めたボーダレス・ジャパンの田口一成社長は、「ソーシャルビジネスのほうが、通常のビジネスより格段に難しい」と断言する。「ビジネスはまずマーケットがあってから始めていく。しかし、ソーシャルビジネスはマーケットの前に、まず解決したい課題が存在する。マーケットが有る無しに関わらずスタートしなければいけなく、マーケットをつくって進まなければいけない」。

ファイナリストは「志」はすでに持っているとしたうえで、「ここから10倍、20倍、100倍もレベルアップするつもりで取り組まないといけない」と激励した。

社会起業大学の田中勇一学長は、グランプリ無しの結果について、「(準備してきた)努力を否定されたものではなく、さらなる高みを目指しなさいという、厳しくも温かいまなざしから生まれたもので、本当に有り難い」と受け止める。

ソーシャルビジネスで利益を出しながら、社会的インパクトも出していくのは、「生半可な覚悟ではできないことだが、思いをもって、着実に経験や実績を積み上げていけば、どんな人にでも実現可能だ」と言う。

「最初からスーパーマンは存在しなく、思いをもって行動を続けているうちにスーパーマンになっていくものだと思っている。社会を変えていくためには、他人の批判をするよりも、まず自分から変わること。新たな成長の機会をいただけたことが、今回のグランプリの大きな収穫」と前を向く。

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