はたらく

「なんだかんだ、なんとかなる」―NPO・企業・フリーで働く27歳

2015年8月24日 12:58 PM はたらく--エシカルな働き方

NPO法人iPledge(アイプレッジ)広報の草刈良允さん(27)は、NPO・企業など3つの仕事を掛け持ちながら働いている。エリート街道と言われたキャリアを捨て、自分の心の声に正直に、「なんだかんだ、なんとかなる」という精神で突き進む。(聞き手・オルタナS副編集長=池田 真隆)

iPlegde代表・羽仁カンタさんのインタビュー記事はこちら

複数の仕事を掛け持ちながら生きる草刈さん

複数の仕事を掛け持ちながら生きる草刈さん

――社会活動にかかわり出したのは、大学4年生からとのことですが、きっかけを教えてください。

草刈:社会活動を始めたのは、大学4年になってからです。3年の冬に、環境NGOのA SEED JAPAN(アシードジャパン)の説明会に行きました。そこで、初めて、環境問題というものを知りました。

――どうして説明会に参加したのですか。

草刈:ぼくの代は(2011年卒)、夏休みに就職活動が始まっていました。でも、ぼくは、なんとなく大学院に行くことを考えていて、学生時代はずっと横浜の個人経営の飲食店でバイト漬けの日々を送っていました。

そのお店では、浪人が終わった次の日から、バイトしていて、週6で入っていて、朝7時に野菜の仕込みをして、それから大学に行き、授業を受け、遊んで、夕方にまたバイトに入る。夜中まで働いて、また朝仕込みをするという生活です。

でも、そのお店が3年の夏につぶれてしまい、一気に暇になったんです。そのときに、周りは就職活動をしていたので、入学式以来にスーツを着て、合同説明会に行きました。

会場までの道のりで、「ダルい」「暑い」という声が聞こえて、気持ち悪くなって、会場までなんとか行ったんですが、何もしたいことないのに、どうすればいいのか分からなくて、帰ってしまいました(笑)。その一回きりで、就職活動をやめました。

院に行くことに決めたのですが、研究室の先輩に「1年後はまた就職活動だよ」と言われ、また同じことをしてしまう。何かやりたいことをつくらないと、と思い、高校のときの課外活動やボランティアが思いつきました。

音楽が好きだったので、「音楽 ボランティア」で検索したら、アシードジャパンがヒットして、2日後に説明会があったので、友達を誘って、とりあえず行くことにしたんです。

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